前回に引き続き、ストラップの話をしましょう。
今回はストラップの選び方、というか選ぶ際のチェックポイントの紹介です。カタログを見て、またはお店でも、ネックパッドの模様やデザインや雰囲気だけでストラップを選ぶと、いざ使い始めると気になるところが結構出て来たりします。
もちろん「どんぴしゃ」のストラップを一発で選択することは至難の技ですし、またストラップは消耗品でもあります。また結構、「飽きちゃったり」するんですよね(汗。ただし最近は、ストラップといえどもなかなかの価格のものが多いので、選ぶ際のポイントを押さえておくに越したことは無いでしょう。
まずは一番大事なのは、自分のファッションとのマッチングですね。「おいおい、そこかよ!」と突っ込む方が多いのは覚悟しての暴言です。しかし、ステージで着る衣装を考えた上でストラップを選ぶことは、とっても重要です。見た目だって演奏の一部です。
トラッドで黒っぽい「ヴィンテージ・ジャズメン」のファッションに、白いベルト型のハーネス…。興醒めですよね。またファッションとストラップのマッチングを考えるときには、見た目だけでなく機能面でも考えてください。学生服の襟、ジャケットの襟、Tシャツの襟、ポロシャツの襟。皆それぞれマッチするネックパッドの形が違います。スーツの襟にクッションの沢山入ったパッドはやはり「取って付けた」感じです。またTシャツ姿に、ネックパッドの無い細めのベルト型ストラップをすると…。裸の首がかなり痛いです。
ストラップを選ぶときは出来れば自分の楽器を持参するか、もしくは自分の楽器に似たモデルを楽器屋さんで借りましょう。ストラップは「サックスを吊るしてなんぼ」のアクセサリーです。サックスを吊るしてみて、吹いてる姿勢での感覚、自分の癖の体の動き、長さの調節の感覚と力の入れ具合、サックスのストラップリングへのフックの掛け易さ、等々。
自分の体格や演奏姿勢、心地良さの感覚に合うストラップを探しましょう。これらのポイントに加え、ストラップにかなり関心があり、選ぶときも相当慎重な方でも見落とすポイントがひとつあります。それは、「座って試す」ことです。
ブラスバンドやビッグバンドでサックスを吹かれる方々は、立奏より座奏の頻度が多いサックスプレーヤーです。立奏の姿勢でしっくりきたストラップでも、座奏で試すと力のかかり方や楽器の取り回しの感覚が異なる場合があります。座奏主体のサックス奏者は、お店で椅子を借りて座って見ることをオススメします。
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バランスが良く無理をしないでも音が出る。またその音質はダークでも少しブライトでもコントロールし易く、ウオームなもので気に入っています。
(AIZEN LS テナーサックスマウスピースご購入 加峯茂行様 のお声)
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