パーティーや友人通しの集まり、またライブハウスのアマチュア向けセッション等、サックスを吹く人間、いや楽器を演奏する人間にとって、その演奏の技を披露する場所は沢山あります。
そしてサックス奏者の場合は、その「単音楽器」という性質から、「ソロ」という形態をとる場合が少なくありません。もちろん友人に同じサックス吹きや管楽器奏者がいれば、アンサンブルとして演奏が出来ますが、圧倒的にニーズの多い(笑)「ソロの選曲と演奏のツボ」を紹介しましょう。
結論から冷たく言い切ってしまうと、「得意な曲」をやるのがまず基本です。
しかし、自分が得意と思っていても他人が共感してくれるかどうかは別の話ですので、出来ればステージで披露する前に近しい友人や先生等に聞いてもらい、感想を教えてもらうのは得策です。
セッションであればハウスバンド、パーティーなどではiPod等の携帯音楽プレーヤーにマイナスワンの曲(曲からメロディ楽器の音を抜いた、リズム隊だけのソロ楽器奏者用のカラオケ)を仕込んでおき、それをステレオやPA(会場の拡声装置)に接続して、「ひとりバンド」を作ることも出来ますが、どんな状況でもまず必須&第一の条件があります。
それは、「その場に合った曲であること」です。ジャズのライブハウスでのセッションでは、いわゆる「青本」(ハンドブック・オブ・ジャズスタンダード/伊藤伸吾 編。セッションの標準曲集です。表紙が青っぽいので「青本」と呼ばれています。)から選択するのが無難でしょう。
青本は他のパートのひとも持っているのがアマチュアジャズ界では常識です。友人達とのパーティーなどでは誰でも知っている曲を選ぶほうが良いでしょう。あるアマサックス奏者の友人が同窓会で演奏を披露したのですが、いくら自分が好きとはいえバリバリのコンテンポラリー・ジャズを吹いたそうです。
会場の同窓生全員が「どん引き」したのが分かったそうです(笑。特定の音楽ファンの集まりでない限り、サックスのソロで一番「受けが良い」のは「ボサノバ」です。「イパネマの娘」とか「コルコバード(Quiet Nights and Quiet Stars)」、「フライミー・トゥー・ザ・ムーンのボサノバ版」等が誰でも知ってる「必殺」の曲です。
とにかく聴いてる人たちの身になって選曲することが大事です。それが音楽を楽しむコツです。
メタルのようには鳴らないかも?そう思いながらマウスピースを咥え音を出したとたん何?最初からずいぶん鳴るじゃない。びっくりしました。
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