サックス吹きの悩みの中枢(笑)、リードの管理は皆さんはどうされていますか?
巷には「え?本当?」とも思える数々のリードメンテナンスの方法が溢れています。かつては口伝えで伝承されていた個人的見解なども、ネット時代の今では瞬く間に全世界に広がります。「へたったリードは渋茶に浸けておくと少しの間再生する」、「リードの保存は水に完全に浸し空気に触れさせないほうが良い」、「一回使ったリードはマウスピースに着けたままで冷蔵庫に保存する」、など等。
湿度の管理はメーカーRICOも保湿剤を販売していますので、科学的にも立証されているようです。水浸しのリード保管は故マイケルブレッカーもしていたとか、していないとか。
RICOのリードバイタライザーと保湿リードケースによる保存はかなり浸透しているようです。長期保存用58%、短期保存用73%、即実践用84%の三種類の湿度設定が「本物」っぽいですね。
実は私も気に入って使っています。
また先端を両側から押さえ付けて、リード波打ちを防ぐリードケースも好評のようです。バンドレンやRICO等、リードメーカーによっては、箱の中のリード一枚一枚にこのようなガードラップがされています。
品質の管理に加えて、「自分の使い易さ」のための管理もあります。油性の細書きペンで、そのリードの特徴や自分なりのランク、サウンド傾向などをリードのハートの部分に書き込んでおくのが常套手段です。
リードの皮の部分では油性ペンでも消えてしまいますので、一番消えにくいハート部分がお勧めです。「・」の数でそのリードの鳴りを表し、鳴るリードにはドット四つ、練習用にはドット三つ、等としておくと本番のステージで便利です。
また点や星の数にしておくと、使い込んで鳴るように育ってきたリードに星を増やしてあげることも可能です。「低音域が鳴り難い」は「L×」、「中音域が良い音」は「M○」なんて記号はどうでしょう。
あ、リードのハート部に書き込むメモは、必ずフェルトペンでしてください。先端の硬いボールペンなどではリードの繊維を痛めてしまいます。またリードの裏側はメーカーが印刷したロゴや番手数字まで消えてしまうことがありますので、リードの番手数字くらいは、ハート部側に書き写しておいたほうがよろしいかもしれません。
今までやり辛かった、ファズも簡単にできました。色んなテクニックをこれから試してみたいと思いワクワクします。
(AIZEN JazzMaster アルトサックスマウスピースご購入 星野真紀子様 のお声)
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