サックスという楽器を演奏して音楽を楽しんでいる皆さんの場合、ステージで演奏することが少なくないと思います。そりゃあ、こんなに格好良い、サックスという楽器で音楽を奏でられる技術を持っているのですから、少しでも多くの皆さんに聞いて欲しいと思うのが普通でしょう。かといって、ステージでの演奏はやはり「非日常」です。目の前の聴衆の目線で怖気づかないひとはいませんし、客席より一段高い舞台の高さは想像以上の高所です。「落ち着いて練習通りに演奏すればOK!」、なんて先生や先輩に言われても、そんなうまくはいきません。そんな恐怖の場所、「ステージ」であなたを助けてくれる頼もしいグッズ達を紹介します。
ライブハウスの小さなステージでも、ホールの広いステージでも、必ず「舞台照明」の設備が付いています。ステージ上の演者をより良く見せるための大事な照明設備ですが、「客席にどう見せるか」は配慮されていますが、意外と舞台上の演者には優しくない照明設備が少なくありません。簡単に言うと、「照明のせいで譜面が見えない!」場合がもの凄く多いのです。演者の顔や、ステージのバックに当てる照明は沢山あっても、譜面を照らす真上、もしくは後方上からのライトが無いのです。昔のダンスホールのビッグバンド用の譜面台には、この問題を防ぐために、譜面台そのものに蛍光灯が仕込んでありました。そして今ではLEDの譜面台ライトがあなたの譜面を照らしてくれます。ちょっと前までは暗い豆電球の携帯用譜面台ライトしかありませんでしたが、急激に進歩したLED照明技術のおかげで、軽くて小さくて、もの凄く明るい譜面台ライトが2、3千円で買うことができます。照明を気にせず、譜面をしっかり見ることができます。
サックススタンドもステージでは役に立ちます。楽器を持ち替えて演奏する場合はもちろんですが、そうでない場合も結構役に立ちます。他人のソロを目立たせるため、サックスをスタンドにおいてちょっと舞台の端に引っ込む、なんて格好良いですよね。マイクの位置を調整するときにも、サックスを置くと両手が空き、しっかりとマイク位置を決めることができます。また曲の間にちょっとサックスを置けば、気分が変わってリラックス出来るなんてこともありますね。意外とステージでは、「サックスを首から下げている」ということが邪魔になる場合が少なくありません。サックススタンドは、「要らないだろ?」と思っても、有るとなかなか便利です。
最後にお勧めしたいのは「ベルトポーチ」。腰のベルトに取り付ける小さな小物入れです。客席から見えないように体の後ろ側に着けておき、リードケースやマウスピースキャップ、吸水ペーパー等の「まさかのときに役に立つ」ものを入れましょう。一見不要かもしれませんが、このポーチがあれば、「マウスピースキャップがポケットから落ちて、カランカランと会場中に音が響き渡った。」とか、「アクシデントでリードに触ってしまい、演奏を中断して、リードを取り換えに楽屋まで…。」なんてことも無くなります。
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