楽器を吹いている、と周りの人に話すと、「才能があるんだね」なんて、訳の分からない、くすぐったい褒め言葉を受けることがあります。
確かに「音楽を演奏する」という行為には数々の才能が必要なのかもしれません。「音楽を演奏しない」人が見たら、我々は憧れの的なのかもしれません。憧れられる立場の人間には、やはりそれなりの努力が必要です。
今日はサックスを吹くための才能や、そのための努力について考えてみます。
サックスという楽器を演奏するための最初の条件としては、それが出来るだけの体力がある、ということでしょう。呼吸器系の障害、四肢の麻痺等でサックスの操作がままならない方々もいらっしゃいます。健康にサックスが吹ける、という事実に感謝の気持ちを持ちたいものです。しかし、多くの技術者によって、障害のある方でも吹けるサックスが考えられています。
先日ネットで「右手だけで演奏できるサックス」の紹介を見付けました。サックスという楽器の間口は広がっています。
次に必要な「才能」は「音楽性」、「指の速い動き」、「音感」あたりでしょうか?
実はこれらよりも重要な才能が有ります。多くのプロプレーヤーが、「一番大事な才能」と口を揃えて話すことです。
それは、「練習する才能」です。練習なくしては音楽を演奏することは多分できません。
しかしその練習には「頂点」もなく「終わり」もありません。また、費やした時間だけの成果が感じられる場合は決して多くはありません。
どういう練習が必要なのかを考え、途方に暮れる場合もあります。やればやるほどつらくなる練習もあります。
そんな「練習」を続けられるには、「才能」や「努力」、「覚悟」が必要です。それで初めて、自分の音楽が成長します。これは心理です。
次に大事なのは、「音楽を愛する」という才能です。
「音楽好き」なんて、一般的なただの嗜好かもしれません。しかし音楽好きという嗜好に、「演奏したい」という欲求がプラスされたときに、それは才能であり、覚悟、目標に進化します。
好きな音楽を自分の体で演奏する楽器の音によって、自らの手で表現したい。この欲求を持ち続けるのは、確実に「才能」です。そして音楽を演奏する者にとって、必要不可欠な「目標」です。
ちょっと似ていますが、「音楽を聴く」才能も重要です。この才能は、色々な嗜好が絡み合ったものですが、結果はシンプルです。一日に6時間も7時間も音楽を聴き続けることが、苦にならないひとが沢山います。特にプロのプレーヤーには多いようです。これは才能だと思います。
この才能によって自分の作り出す音楽の目標が明確になり、「今、自分が何をすべきか」が見えてきます。
この才能は、努力で賄うことが出来ます。
このブログをお読みの皆さん、是非、「音楽を聴く時間」を1時間でも多くする努力をしてみてください。
自分の音楽に必ず跳ね返ってきます。
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