多くの楽器奏者には、「初めての1枚」があります。ビニル製のレコードの時代でも、CDの時代でも、初めてその音楽に「はまった」原因となったミュージシャンの作品です。
あ、LPレコードやCDじゃなく、ネットで音楽をダウンロードする今の時代では、初めての一枚ってどうなるんでしょうか?
初めての一曲になるんですかね?
私の「初めての一枚」はウェス・モンゴメリーの「フルハウス」です。
ギターは言わずと知れたジャズギターの巨星、ウェス・モンゴメリー1962年の録音です。ピアノ:ウィントン・ケリー、テナーサックス:ジョニー・グリフィン、ベース:ポール・チェンバース、ドラムス:ジミー・コブという超豪華メンバーのカルフォルニア州バークリーの「TSUBO」というコーヒーハウスで録音されたものです。
おなじみのウェス・モンゴメリーの超絶テクニック、オクターブ奏法が出し惜しみなく奏でられますが、唯一のホーンとして参加しているジョニー・グリフィンのバカっ速い超絶高速フレーズにまいってしまいました。それ以来、「ジャズ」、「ジャズギター」、そして「テナーサックス」にどっぷりと浸って行ったわけです。
ウェス・モンゴメリーもジョニー・グリフィンも、「目標」とするには「神様」過ぎる存在ですが、あのグルーブ感は今でも目標になっているのかもしれません。
また、ジョン・コルトレーンの「至上の愛」も初めての一枚かな?「おいおい、初めての一枚が何枚あるんじゃい?」という突っ込みはごもっともですが…ま、そんなものです。
伝説のテナーサックス奏者、ジョン・コルトレーンが神に捧げた、4部構成による組曲のアルバムです。ジョン・コルトレーン:テナーサックス、マッコイ・タイナー:ピアノ、ジミー・ギャリソン:ベース、エルビン・ジョーンズ:ドラムス、という豪華なレギュラー・カルテットの渾身の演奏が高く評価されている、永遠の名作です。朗々と崇高なメロディーを歌い上げるコルトレーンは、まさに何かに取りつかれているような美しいサウンドでした。多くのジャズテナー奏者は、多かれ少なかれ、このジョン・コルトレーンの影響は受けていると思います。
ジャズテナー吹きの「最初の一枚」に多いのが、ソニー・ロリンズの「サキソフォン・コロッサス」でしょう。ジャズサックスの帝王、ソニー・ロリンズが1956年にプレスティッジ・レコードから発表したアルバムです。
発売直後から英米のメディアで絶賛され、ロリンズの名を一躍広め、現在もロリンズの代表作に挙げられる。メンバーは、ソニー・ロリンズ:テナーサックス、トミー・フラナガン:ピアノ、ダグ・ワトキンス:ベース、マックス・ローチ:ドラムスです。とにかく豪快で明るいテナーサウンドにしびれます。
今日紹介した3枚、聴いていない人は是非聴いてみてください。
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