管楽器の練習で一番大事な注意点をご存知ですか?
これに気を付けないと、楽器が上達するどころか、かえって悪い奏法の癖が着いてしまったり、最悪の場合は体を壊してしまったりもします。その注意点とは…「休憩の取り方」、です。
金管楽器の場合は一時間の練習をしたら、30分は休憩を取る、というのが一般的に言われている休憩の取り方です。金管楽器は自分の唇を使って音を出しますので、いわゆる「バテる」という症状が長時間の演奏で発生しますので、唇の状態を守るためには、休憩はとても重要な要素です。
サックスの場合は、ある程度長い時間吹き続けても、「唇がバテる」、ということはありませんが、口の周りの「口輪筋が緩む」という疲れは出てきます。基本的に、金管楽器でも木管楽器でも、「疲れる前に休む」ことが重要です。奏者の体調・体の筋肉等が万全でないと、「不完全な体で吹く、ごまかし方」が身に付いてしまうからです。
サックスの場合で言えば、緩んだ口で正しい音程を出すために、マウスピースを咥える深さや角度を、無意識のうちに少しずつ変えてしまうことがあります。この方法が癖になると、「何が自分の正しいアンブシャか」が分からなくなって来てしまいます。
ただし、この全く逆の考え方も否定できない効果があります。「疲れた状態で吹くことで、余計な力を入れない、理想の奏法を探すことが出来る」、という面です。例えば、選手ではない一般人の水泳の練習では、数百メートルを泳いだ後、体が疲れた状態になってやっと体が水に馴染んできます。泳ぐための体の動きが、疲れによって無駄が無くなり、最小限の力で泳げるようになってきます。この限界点を超えた後は、ほとんど疲れることなく長距離を泳げるようになります。
この理屈をサックスの練習に取り入れる場合は、かなり緻密な計画が必要ですのであまりお勧めはしません。もし、「自然体の演奏」にこだわる方がいらしたら、自分なりに考え込んだうえでおこなってください。
「休憩」は、体のフィジカルな要素にだけ必要なわけではありません。精神的な部分の休憩も、練習で重要な要素です。
ある曲をマスターするため、フレーズのある部分を繰り返しさらっているとしましょう。良い感じに吹けるようになったら、短い休憩を取り、その練習のことを一切忘れて別のことを考えてください。別のことを練習するのも良いかもしれません。心の休憩を取ると、その後再開した練習は上手くいかない場合が少なくありません。体と心がリセットされたからです。
でも考えてみてください。
本番のステージではそんな状態で演奏するのです。
休憩で頭をリセットしても、まったく変わらぬコンディションで吹けるように練習を繰り返してください。
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