ジャズサックス奏者の「教則本コレクション」は結構笑えない量になるのではないかと思います。サックスという楽器の入門本もしかりですが、ジャズの理論書、スケール本、エチュード、マイナスワン物等、皆さんの本棚には、「サックスxxx入門」、「早わかりIIm-Vがxxx」、「アドリブがxxx本」、「xxxメソッド」等、色んな本が並んでいませんか?
教則本は高いモノで数千円。有効に使えば、決して高いモノではありません。でもそれゆえに、「積ん読(つんどく)」になりがちですね。
そんな、もったいない使い方にならないよう、教則本の選び方についてお話ししましょう。
ビニールに包まれた漫画コミック本とは違い、楽器や音楽の教則本は「立ち読み」が出来るものが多いと思います。ネット販売のモノでも、一部を見本として見せているものも少なくありません。ですから、是非教則本の「下見」はしてください。そして、全部は見られないまでも、「びびっ!」とくる内容が感じられたら、まずは「買い」でしょう。
さて買った後が問題です。かなりのケースで、「買ったら満足」病にかかるのがこの教則本です。「IIm-V」の本を買っただけでは、IIm-Vフレーズの達人にはなれません。「買った本をどう使うか」が問題です。フレーズ集の楽譜が沢山載っている本ならば、数回ずつ一通り吹いてみて、自分の気に入った部分を見付けましょう。
教則本を先頭からなぞる方法も有りですが、気に入った部分から始めるのも「有り」です。要は、自分なりの生かし方が重要です。教則本はプロセスに沿って順次進んでいくものが多いとは思いますが、自分のルートで進むのも、有効活用の秘訣です。
教則本を買う前、買った後、共に重要なのは、それで自分が何を上達したいのか、です。
その本を使って、自分は何を練習し、どんな弱点を克服し、どんな状態に近づきたいのかをはっきりと頭に描きましょう。
「アドリブが上達したい!」イコール、「アドリブ上達xxx法」という本を買う、というのはほとんどの方の購入動機だと思いますが、もう少し考えを深めてみると違ったアプローチも出てきます。
アドリブが上手くなりたい、自分には何が欠けているか?、
何が出来れば第一歩か?、
それが出来たら次の課題は?
最終的な目標は?
それはいつまでに?
週何時間の練習で?等々、
自分の「必要なこと」をしっかりと頭のなかで煮詰めてから楽器屋さんや本屋さんで教則本を買いましょう。
そうやってじっくりと考えれば、実はあなたに必要なのは、「アドリブ上達xxx法」ではなく、「ブルースマスターのxxx」だったのかもしれません。でしょ?
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