サックスは管楽器の中で最も「とっつき易い」、「始め易い」楽器と言われています。
それゆえに、沢山の「初心者」が常に存在し、その方たちが育っていっても、また次の世代の初心者が誕生します。常にサックス奏者の数パーセントは「初心者」とも言えるかもしれません。
そんな初心者の方に出くわすと、「うわっ!」と思わず言ってしまいたくなる行動に遭遇することがあります。
そりゃあ、「知らない」のだからしようがないのです。先生や先輩方もなかなか教えてくれない、サックス初心者の方々へのサックスの扱いの落とし穴、いやそんな大それたモノではなく、些細な常識、ですかね。
そんなものについてお話しさせてください。
サックス初心者の方々、まあ上級者でも、サックスを床に置く方が少なくありません。「椅子の上に置くと落とすかもしれない」と仰います。
確かに床に置けば踏むことぐらいに注意すれば、安全かもしれません。しかし床はサックスの大敵、「ホコリ」に一番近いところです。
状況にもよりますが、サックスを床に置けば、トーンホールからホコリや砂が入るかもしれません。それらはパッドの密閉不良や傷、アクション系のメカへの悪影響等、諸悪の根源です。
サックススタンドに立てるのが一番ですが、無ければ安定した椅子や机の上にサックスは置きましょう。
次はケースに入れての持ち方の話しです。
最近のサックスケースはリュック型に背負えるものが多く、両手が空くこの持ち方は非常に人気が高いようです。私もこの「サックスを背負う」のはとても便利な持ち方、移動方法だとは思います。
しかし、それをしている皆さんは、「サックスは縦の状態が一番弱い」ことをご存知でしょうか?
サックスはシャフトからステーが出て、パッドカップ(パッドを収納し、トーンホールを塞ぐ部分)を支えています。イメージは垂直の細い木の幹に、多くの枝が真横に生えており、その先に大きな実、パッドカップが付いている感じです。
これを縦に揺らせば、てこの原理で枝はユサユサ揺れます。もちろんサックスの強度設計は十分これを考慮してありますが、決して好ましい状態ではないことはご承知ください。
サックスの状態を良いものに保つには、サックスを背負って走る、床に縦にドスンと落とす、車に縦位置で積んで移動する、等、「縦の振動」は極力避けることをお勧めします。
最後は「掃除のし過ぎ注意」です。
初心者の方々は、真新しいピカピカの自分のサックスを愛するが故、どうしても念入りに掃除したり、磨いたりしがちです。
磨きすぎてラッカーが曇ったり、掃除中にシャフトを曲げてしまう、なんてこともありますのでご注意を。
——————————————————————————————–
増税なのに・・・
⇒『定番マウスピース・リード 大幅値下げ!』
イー楽器、 『春の生活応援』 ご好評の為、5月末まで延長決定!
⇒『3%値下げ実施中!』
7周年特別企画!
⇒抽選で『これ』プレゼントしちゃいます!
——————————————————————————————–
『今週の新着情報』
吸水性・耐水性をアップしリニューアル!
⇒『AIZEN パッドクリーニングペーパー NEW!』
で、で、伝説のビンテージありました!
⇒『激レア オットーリンク スラントシグナチャー テナー ハードラバー 7**』
アルトも超希少ですが、ソプラノはまずお目にかかれません!
⇒『ソプラノ 超希少 ヴィンテージ デイブガーデラ ハンドメイド トラディショナル/ビバップ』
残り7名様
AIZENより、価値ある豪華プレゼントキャンペーン実施中!
詳しくはこちら