皆さんの友人にプロで活躍されているサックスプレーヤーはいらっしゃいますか?
友人というよりは「先生」の場合が多いかもしれません。また学生時代のバンドの先輩や後輩が、プロでの演奏活動をしているケースもあるでしょう。
しかし、多くの方々はプロサックス奏者の実生活は、まるで芸能人の様に謎に包まれてと思っているのではないでしょうか。
今日はちょっとゴシップ誌的に、プロサックス奏者の生活を覗いてみることにしましょう。
プロミュージシャンは、大きく分けてライブハウス系とスタジオ系の2種類に分けられます。
前者ライブハウス系は、自己のバンドや他のバンドのゲストプレーヤーとして等、ライブ演奏活動を主体としているプレーヤー、後者スタジオ系はレコーディングでのサポート演奏や、ラジオやテレビの番組、またミュージカル等のバンドピットでの演奏等を主体としているプレーヤーです。もちろんどんなプロプレーヤーも両者の「仕事」を良い塩梅に混合して、生活の糧としていることは言うまでもありません。
スタジオ系のサックスプレーヤーから良く聞く愚痴は、「現場に行くまで、何を何の楽器で吹くかを知らされない場合が多く、車にはバリトンからソプラノ、フルート、クラリネット等、すべての「吹ける楽器」を積んでおき、その場のリクエストに応じて「何でもこなす」必要があるそうです。
レコーディングディレクターが、「うーん、ここフルートが入っても良いなあ。xx君、入れてくれる?」なんてことで、追加注文一丁上がり、だそうです。
またスタジオでの仕事はほとんどが「所見」の譜面です。楽譜を渡されて、一回さらえれば良いほうで、いきなり録音開始なんてことは珍しくないそうです。驚異の所見力が必要ですね。
でもプロでも指を間違えることは無い訳でなく、ディレクターや作曲家によっては、聞き流してくれてOKとなる場合があるそうです。プロ同士の「あ・うん」の呼吸でしょうか。
スタジオ系とは異なり、ライブハウス系のプレーヤーの仕事はリハーサルの時間を必ず取るようです。
ライブハウスのオープン時間より数時間早く集合し、その日の演奏のための打ち合わせをしながらリハーサル演奏をします。
プロプレーヤーは仕事上時間や日程の調整が難しいので、練習のみの目的で集合できるケースはあまりありません。ですので、ライブ当日に最初で最後の練習(ま、練習と言ってもアマチュアのそれとは別次元のものですが)をします。
初顔合わせのメンバーばかりでも、数分の打ち合わせ兼リハーサルで、素晴らしいステージを聞かせてくれるのですから、やっぱりプロは凄いですね。
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