サックス リード

リードの無駄を無くしたい



この間、購入した新品リードの箱を開け、とりあえず最初のテストをしたところ、10枚中7枚が「ダメリード」でした。
さすがにハズレリードを引くのには慣れていますが、長いサックス人生で3割という低打率は初めてでかなりショックでした。
リード代のお金のほとんどをドブに捨てたようで、その日はかなり凹みました。こんな経験はサックス吹きの皆さんには決して無縁ではないと思います。
今日は少しでもダメリードを出さないための、「リードの節約術」についてお話ししましょう。
 
 リード節約の最初のポイントは、「早急に結論を出さない」です。
 乾燥した新品リードは演奏を続けることでどんどん湿っていき、水分の含有量が変わってきます。たっぷり水分を吸って、やっと「鳴る」状態になるリードも少なくありません。多くのプロや上級者は、新規開封リードの試奏は、いったんリードを30分ほど水に浸らせたうえでやります。そのほうが、「演奏状態」に近いからです。乾いたリードをいきなり吹いても、鳴らない場合が多いです。
また「再乾燥」で実力を発揮するリードも皆無ではありません。その試奏時にはダメリードでも、数か月や数年追加乾燥をしたら、鳴るリードになった、という話も無い訳ではありません。
あ、もちろん追加乾燥の効果がある場合の確率は、決して高いモノではありませんのでご承知おきください。
そしてダメなリードは調整することで再生することも可能です。
いくつかのメーカーからリード調整用の道具が発売されています。自分なりの調整技術を会得するには、多少の時間はかかるかもしれませんが、「鳴りがこういうときは、ここを調整」というノウハウが出来てくれば、「捨てるリード」も生き返る場合が少なくありません。リードに穴を空けたり、シールを貼ったりの「特殊技」も多数あるようです。試してみる価値はあるかもしれません。
 どうしても音を出す機能が出てこないリードは、マウスピースとリガチャーの間に挟んで、「マウスピースの先端」や「リガチャーの形状」をガードするために使用してください。
この場合はリードの先端にテープ等を貼り付けて、役目をしっかりと成し遂げるように改造したほうが良いかもしれません。
またサックスの可動部の隙間の掃除用等、単なる「薄い板」としての使用法もあるはずです。
唯一お奨めしないのが、「練習用リード」です。音が出難いから「特訓」になりそうな感じはしますが、鉄アレイや腕立て伏せのように、「苦しいから基礎訓練になる」はリードには当てはまりません。
鳴らないリードで練習しても、アンブシャや奏法全般を崩してしまう原因になりますので、お奨めしません。
ただし、「本番に使うにはちょっとサウンドが」程度のダメリードを練習に使うのは否定しません。
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