音楽はなんと言っても生が一番。大きなコンサートホールから、小さなライブハウスまで、ジャズ演奏を生で聴く機会は沢山あります。
が、決して安価なものではありません。外タレ(外国人著名ミュージシャン)のホールイベントなら1万円近くは覚悟が必要ですね。ジャズクラブでも高級な何とかノートなら、ミュージックチャージに8千円前後。それに食事とお酒を足したら、一晩二万円コースですね。
お目当ての外国人ジャズプレーヤーを安価で生で聴くのは並大抵ではありません。その点日本人ミュージシャンであれば、かなりのビッグネームでも3千円程度のミュージックチャージ・プラス・ワンドリンクで一晩ゆっくりと聴くことができます。
外国人ミュージシャンの演奏はCDやDVD、YouTubeで我慢して、せっせと日本人ミュージシャンのライブに足を運ぶのが、一番賢いジャズの楽しみ方だ、と断言してる友人も居ます。でも、やっぱ、あのアイドル達…、例えばソニー・ロリンズ、チック・コリア、マンハッタン・ジャズ・オーケストラ、ロン・カーター、とかの名前を聞くと、その月の昼食を全部ざるそばにしても生で聴きたいですよね。ああ、辛い!
そのライブの出費を賢く使うためには、是非、最高の音で聴きたいですよね。
じゃ、コンサートで最高の音はどこの席なのでしょうか?
昔は中央のやや後方が一番見易く聞き易い席、と言われていた時期がありますが、最近の音響技術ではあまり関係ないようです。極端な端っこで聴かない限り、それなりのバランスでPAシステム(ホール会場の音響システム)が音を運んで来てくれます。
またアップでプレーヤーや楽器を見たいなら、双眼鏡等を持っていけばバッチリです。あまり端っこの席でなければ、あまり気にする必要は無いかもしれません。カメラや録音機はご法度ですので、持ち込みはダメですよ。
そういえば、ジャズ・オーケストラの帝王、カウント・ベイシーがまだ生きていた頃、オーケストラの演奏を新宿の厚生年金大ホールの一番後ろの席で聴いたという方の話です。なんと舞台中央に一本のソロ用マイクがあるのみで、ビッグバンドのサウンドは本当の「生演奏」だったそうです。
あのホールはクラッシック用の反響版もそんなに充実していませんので、「ああ、チケット代ケチって損した!」と思ったそうです。でも演奏が始まると、そんな心配は無意味だったことが分かったそうです。
全てのプレーヤーの演奏が最後尾の席までちゃんと届き、バランス良い、あの「ベイシー・サウンド」になっていたそうです。特にびっくりしたのは、フレディ・グリーンのアコースティック・ギターの刻みの音が、「チャ、チャ、チャ、チャ。チャ、チャ、チャ、チャ。」とちゃんと聞こえたのには、びっくりしたそうです。
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使用感は期待どおり、これまで使っていたメイヤーと比べ、音が太く、楽器全体が鳴っているのがよくわかりました。とにかく使ってみてほしいです。
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