サックスを演奏するとき、色々な部品を身に備えておく必要があります。誰でもが格納場所に困るのは、マウスピースのキャップです。意外と大きいのでズボンのポケットではかなり邪魔です。ジャケットのポケットでも膨らんでしまいます。床に置いておけば、蹴飛ばして、「カランカラン」と大きな音を出して転がって行ってしまいます。他にもリードケース、吸水シート、筆記用具なども演奏中に身の回りに「あって欲しい」モノ達です。上着を着る季節なら、多少のものはポケットに収納できますが、ステージでの衣装と考えると、男性も女性も、かなりの制約を受けます。格好良くサックス小物を収納出来、かつ目立たない方法は無いのでしょうか。これ、私、見つけました。それも美容院で(笑)。
美容師さんが腰から下げているハサミ用の小さなポーチ。種類の違うハサミや櫛をここに忍ばせて、状況に応じて格好良く道具を持ち替えます。昔は大工さんもこんな風に道具を腰に下げていましたね。それの超ファッショナブル版でしょうか。このバッグをシザーポーチとかシザーバッグと呼ぶそうです。で、これが今はファッションのアイテムになっているそうです。ネット通販のサイトで調べたら、あるわあるわ、色々なサイズやタイプの「シザーバッグ」系の超小型バッグが揃っています。腰のベルトに装着するものや、腰ベルトも混みのウェストバッグ型、また肩から提げるショルダーバック型等、体への装着法も収納力も様々です。値段もナイロン製の安価なものから、本革製の高級ブランド品まで様々です。サックス吹きが利用するポイントとしては、「目立たない」ということではないでしょうか。「どんなステージ衣装でもひっそりと馴染んでくれる」、そんな小物入れが理想でしょう。
先日、あるイベントでのジャズコンボの野外演奏を聴いていたところ、サックスプレーヤーの方が、上着の裾で隠れてしまう左の腰の後ろ側に、小さなバッグを潜ませていました。演奏の合間の休憩時には、マウスピースのキャップをそこから出してマウスピースにセットしていましたし、リードの調子がいまいちだったらしく、スペアのリードもそこから出してました。風が強くなってきたら、バッグから洗濯ばさみを出して楽譜を譜面台に固定していました。まるでドラえもんの四次元ポケットですね。
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