リードの扱いは、サックス奏者にとって本当に悩みの種、また神経をすり減らす原因になっています。特にリードの先端は薄くて割れ易いので、扱いには注意を要します。リードへの危険回避のテクニックをいくつか紹介します。
最近のリードは一枚一枚プラスチックのケースに入って販売されている場合が多いです。使った後もこのケースに入れて置けば、リードケースの代用になります。ケースから抜くときは余り問題が無いとはおもいますが、入れるときはケースのリードの入り口側、またリードはなるべく先端に近い部分を持ってケースに戻してください。要は指と指が近いほど手元は正確な動きをします。刀を鞘に納めるところをイメージすると良いかもしれません。ゴムやプラスチックのリード押さえが付いているリードケースへリードを収める場合も同様です。先端に注意を集中して扱ってくださいゴムを潜ってからリードが収まる構造では、指でゴムを摘み、ちょっとゴムを上に上げてからリードを通すのが良いでしょう。基本はリードの先端近くを持ち、先端に触るものを注意する。そしてリードを先端方向に動かすときには「厳重注意」、逆の場合は普通の注意、と言う感じでしょうか。
マウスピースにリードが装着しているときにも、注意は緩めてはいけません。吹いていないときにはなるべくマウスピースキャップを装着して、リードが何かに触れてしまう事や、乾燥してしまう事等から守ってください。意外とよく有る事故なのですが、リードの先端をマウスピースキャップで傷付けてしまうことがあります。キャップを被せるときの事故もありますが、キャップを被せた状態で、キャップの内側にリードが触れてしまう場合があります。キャップが深く被り過ぎて、リードがキャップの先端裏側に当たってしまうということです。マウスピースキャップは多くの場合、リガチャーの部分がキャップの切り欠きに引っ掛かって停まりますので、キャップを被せる前に、マウスピースのどこまでキャップが被っていくかを位置の見当をつけて予測してみてください。深く入りすぎていたら、リードとマウスピースの先端という「サックスで最弱の部分」がキャップの裏側に当たっています。
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