サックスを吹いていて、相当な回数やること、かつ必ずやる事が、マウスピースのネックへの着脱です。着脱なんていうと、ちょっと引いてしまいますが、要はサックスへマウスピースを正しく取り付けて、上手く外すことです。これが意外と難しいんですよ。ちゃんと、やってますか?今日はそんな話です。
さて、サックスのネックにマウスピースを取り付けるときのチェックポイントです。まずはネックコルクのチェック。ちゃんとグリスは付けましたか?差し込んだ後にマウスピースの滑りが悪いと、チューニングの際にリードがズレてしまいます。ぴったりとしたサイズのネックコルクになっていればいるほど、「滑り」が悪くなります。コルクグリスですべりを良くしておきましょう。この作業を省略して、ネックコルクを口に含んで、「ベロン」と全体に唾を付ける人も多いです。ま、ちょっとカッコ悪いですが。グリスを注してマウスピースを差し込むと、余分なグリスがマウスピースの後端に溜まります。これはティッシュとかで拭き取っておきましょう。またマウスピースを差し込む際の「マウスピースの掴み方」も重要です。リガチャーの形状や、マウスピースの太さで、持ち易い場所がそれぞれ変わります。「こうやって持つと、リガチャーもズレないし、マウスピースを抜き差しするときも手が痛くない」、という掴み方を探しておきましょう。どうしても掴み難く、握ると手が痛いマウスピースは、クロスを巻いた上から掴む、という裏技もあります。
マウスピースの抜き差しの際は、ネックに思わぬ力がかかってしまう場合があります。ネックを曲げないためにも、必ずネックコルクのすぐ下を、空いた手のほうでしっかりと支えてください。特にテナーサックスはネックが曲がりやすいです。マウスピースを抜くときに、妙にがっちりとネックにくっついてしまっている場合があります。ここで無理にひねろうとすると、リガチャーがマウスピースを傷つけたり、リードを割ってしまったりする場合があります。「あれっ?」と思ったら、迷わずリガチャーとリードをマウスピースから外し、マウスピースを安全な状態にしてから、クロス等を巻いて「引っこ抜いて」ください。
■AIZENアルトサックススタンダードモデル【豪華26大特典付き】
残りストレートモデル3本
詳しくはこちら
■AIZENテナーサックス特別仕様ゴールドブラスモデル
AIZENオリジナルフルートセット【豪華26大特典付き】
残りストレートモデル3本 ソルダードモデル3本
詳しくはこちら
- ホーム
- サックス マウスピース
- 正しいマウスピース着脱法