あなたのサックスケースの中には、楽器以外では何が入っていますか?クリーニングスワブ、リードケース、リード、ポリッシング・クロス、吸水ペーパー、など等。今日はサックスを演奏し、掃除し、メンテナンスし、非常時に備えるための「サックス吹き必携の小物群」のお話をしましょう。
まず必携なのは「筆記用具」です。鉛筆系、インク系両方備えておきましょう。鉛筆系は0.5mm芯のシャープペンシルが良いですね。硬さはB。楽譜への書き込みに最適です。小さな消しゴムとスペアの芯も欲しいですね。インク系は油性のマジック、細字中字兼用(両端が細字&中字になっている)が良いです。ネックコルクに印を付けたり、リードの選定結果をリードに書き込んだりに使えます。赤ペンや蛍光マーカーも譜面の転調やダルセーニョを目立たせるために便利です。筆記用具のジャンルとして、短めの定規のようなものも有ると便利です。コピーを重ねて薄くなってしまった五線を書き直すときに便利です。「真っ直ぐな線」というのは、音楽をするうえで結構必要になります。長いものは必要ないので、小さくて短いものを小物入れに入れておきましょう。次の便利モノは「時計ドライバー」です。微小なマイナス、プラスのドライバーは、ネックのオクターブキーの固定ネジ、キーシャフトの固定ネジ等サックスの部分のネジの緩み修正や、メトロノームやチューナーの電池交換等、結構使う場所に事欠きません。また持ち手は小型でも、5~10mm幅ほどのマイナスドライバーも便利です。サックスのサムレストの調整やストッパーフェルトの調整に使えます。
細かい紙やすりやポケットナイフはリードの調整に使えます。リガチャーが壊れてしまったとき、ケースのストラップフックが壊れたときの代替に、結束バンド(インシュロック)も助かります。ネックコルクにグリスを塗ったときに指を拭く小さなボロ布もあると便利です。輪ゴムも数本持っておくと、サックスのバネの故障の対応ができます。
あ、そうそう。サックスケースの中というより、ステージに上がるときは、リードケースを持って行きましょう。リードは突然死んだり、思わぬ動作で欠けたりしますので、いつでもスペアが使えるようにしておきましょう。
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