やっぱレッスンを受けないと、上手くならないですかね?
はい、その通り。レッスンを受けないとサックスは上手くなりません。
なあんて言うと、「えぇ~!僕は独学でサックスを吹いてるよぉ。」、と反論する方が沢山いらっしゃるでしょう。ここで言っている「レッスン」とは、レッスン料を払ってプロの先生に習うことだけを指しているのではありません。
たまに一緒に練習する友人、クラブ活動の先輩、ジャムセッションの参加者や聴衆、つまり「自分以外の全ての人」からあなたはレッスンを受けています。
ジャムセッションの聴衆の表情、などという非常に分かりにくい「レッスン」もあれば、「先輩の懇切丁寧な指導」というレッスンもあるでしょう。でもサックスが音楽をやる道具である以上、まったくの孤独ではサックスは上手くなりません。
あなたの吹くサックスから出てくる音が、他人の耳に入っていき、その音が何かしらの感動を作り上げたとき、始めてあなたのサックスの音が音楽になります。そしてサックスの「上手い、下手」は自分自身で決めることではなく、その音を聴いた他人が決めることです。
お金を払って、プロのミュージシャンにサックスレッスンを受けることは、最も効率の良いレッスンですが、それが全てではありません。冒頭に述べたように積極的にいろんなシーンで、いろんな人に自分のサックスの音を聞いてもらう機会を作り、その感想や意見に耳を傾ける。
そんな低コストなレッスンでも、やる気さえあれば十分サックス上達の糧となります。逆に高い月謝を払っているプロのレッスンでも、漫然と受けているだけだとしたら、上達は望めないかもしれません。
自分に何かを気付かせてくれるのがレッスンです。
どんな些細な上達のためのヒントでも、いつでも素早く気付けるような、真摯な姿勢を持っていなければ、レッスンの助言は背中を通り過ぎていってしまいます。
サックスの練習時間がなかなか取れない仕事に多忙な社会人アマチュア・サックスプレーヤーに、彼の先生である著名なジャズサックスプレーヤーがアドバイスしたそうです。
「サックスに触る時間が取れないのなら、電車の中でも食事のときでも、ちょっとした合間にサックスのことを考えてごらん。それが一日10分間しかなかったとしても、とっても有意義な練習になるはずだよ。」、と。
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ハンドメイドならではの感触。感動ものでした。職人さんの手の温もりや思いが伝わって来ました。・低音の鳴らし易さにまず、驚き!これまで使っていたMeyerは何だったのか?高音の鳴らしやすい&吹き易い。
(AIZEN NY アルトサックスマウスピースご購入 薬師寺晋様 のお声)
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