「サックスの演奏を上達するには?」の質問に、100人のうち100人の著名プレーヤーが「練習をすること」と言います。
音楽は感性の表現ではありますが、「楽器の操作」は「技術」以外の何物でもありません。練習すれば上手くなり、上手くなれば表現力が上がります。
が、しかし!…効率の良い練習と、効率の悪い練習があります。効率の良い練習だけが、あなたのサックス演奏技術を早期に上達させることが出来ます。そんなサックス上達の丸秘テクニックについてお教えしましょう。
優秀な「教育者」は、どんな勉強や、訓練や、学習にでも、一番必要なことは「楽しさ」だと言います。学問の勉強も、スポーツや楽器の練習も、「楽しい」ことが続ける秘訣であり、効率良く効果を引き出す最良の方法です。
でも数学の公式の暗記も、野球の千本ノックも、サックスのロングトーンも、決して「楽しいこと」には見えません。でも重要な練習です。どうしたらこんな「ツライ事」を「楽しい」と言えることが出来るのでしょう。その謎は、苦しいことでも楽しく感じることが出来る、という人間の精神構造の分析から導くことが出来るそうです。
人間の楽しいと感じる心、「幸福感」は自己実現が原点となっています。自分がやりたいことが実現したとき、自分の成長が実感できたとき、人に褒められたとき等に幸福感を覚え、楽しいと感じます。数学の公式の暗記、千本ノック、ロングトーンも、その結果が感じられたときに「楽しく」なります。
解けなかった問題が解けたとき、昨日400本しか取れなかったノックが500本取れたとき、そして自分が美しいと思える音が出せたときに、公式の暗記、千本ノック、ロングトーンが楽しいと感じることが出来るのです。
話をサックス上達の丸秘テクニックに戻しましょう。
そう、結果が早く感じられるような練習が、楽しい練習となり、続けることが辛くなく継続が可能です。そして早い上達に結びつきます。
結果や効果を感じるためには「目標の設定」が重要です。そしてその効果測定の方法を決めておくことも同様に重要です。例えばロングトーンならば、チューニングメーターの針が10秒間震えない、安定した音程のコンロトールを目指してみましょう。
もしくはピアニッシモとフォルテッシモの区別がつくロングトーンを目指すのも面白いかもしれません。またメトロノームと一緒にテンポにぴったりと合った出音のタイミングを目指すのも良いかもしれません。
このように、目標とその成果をしっかり設定し、練習&結果確認を頻繁に繰り返せる練習を考えることが、サックス上達の丸秘テクニックです。
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ハッキリ言うと人には教えたくないのですが、、、でも、自慢して教えちゃうんでしょうね。『すごいの見つけちゃったよ!なにも言わず、とにかく吹いてみてよ!』なんてね。
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