どうやって「サックス・プレーヤー」の仲間入りをするのか
もう随分と昔になるでしょうか、あるジャズサックスプレーヤーの演奏を聞いて、「サックスが欲しい!」と思い立ち、毎日毎日サックスのカタログを眺めていたとき、「サックスを所有すること」と「サックス・プレーヤー」になることを同一のものだと私は信じて疑いませんでした。
しかしサックスの奏法を独学で覚えていった私は、もちろん無我夢中に練習し、上達はしていきましたが、上達すればするほど何かしら虚しさを感じるようになりました。ある程度の曲は吹けるようになったにもかかわらず、自分の音を他人に一切聞いてもらうことが無かったのです。
説教臭い言い方かもしれませんが、
「サックスを吹けるようになりたい」ということは、イコール「サックスで音楽を演奏したい」ということに他なりません。
音楽は人と人の心を結びつける為の物であり、他人に自分の考えや想いを伝えることで、初めて「音」が「音楽」になります。サックスを吹くことに見せられた皆さんは、実はサックスで音楽をやることに魅せられているんです。サックスを手にしたら、後はいかに「サックス・プレーヤー」の仲間入りをするかが重要です。
サックスの先生にあなたの音を聞いてもらう。これもりっぱな音楽のコミュニケーションです。グループレッスンの仲間で互いの演奏を聴き合う。サックス教室が主催する発表会に仲間と参加する。親しい友人たちで開くホームパーティーで演奏を披露する。近くの公園で、出来るようになった曲を演奏する。ライブハウスが主催するジャムセッションに参加する。バンドを組んでストリートで演奏する。バンドに参加しライブに出演する。ギャラをもらってライブハウスに出演する。バンドの欠員の代役(トラ)で演奏しギャラをもらう。あれ?ちょっと行き過ぎたかな?
「音楽とは」なんて精神論を語る気はさらさらありません。でも「サックス・プレーヤーを目指す」ことが、サックス上達の絶対必要な条件です。何らかの形で、あなたのサックスの「サウンド」を人と共有する算段と計画、努力を怠らないでください。そうすれば必ずあなたのサックス演奏技術は、最速で進歩していくはずです。
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