サックス お手入れ
-
サックスは「擦れ(こすれ)」ます。使い古されたサックスは、あっちこっちが擦れて「禿げて」います。悲しい楽器です。親戚筋にあたるクラリネットも、擦れるキー構…
-
梅雨の時期から夏場にかけて、日本の多くの地域はもの凄い「湿気」に覆われます。ジメジメ、ムシムシと人間にもキツイ季節ですが、楽器達にも過酷な季節です。サックスも…
-
サックスの重さは、ソプラノで1.4kg、アルトは2.6kg、テナーは3.6kg、バリトンは6.5kgくらいです。材質によってもちろん重さは変わりますが、一般的…
-
サックスという楽器はピカピカ・メカメカしてる割には、「色味」に欠ける工業製品です。楽器全般に渡って色味の豊富なものは多くはありませんが、歴史の古い楽器の「工芸…
-
楽器って、思わぬミスで故障させてしまう場合が少なくありません。サックスもそのメカの複雑さゆえに、「やっちまった!」というケースが多々見られます。サックス奏者が…
-
先日は、「新品のサックスは美しい」というところから、サックスのビジュアルの経年変化についてお話ししましたが、今回は同じ経年変化でも、「成長」や「熟成」等のポジ…
-
サックスはとても「見た目」が良い楽器だと思います。サックス吹きが自ら言うのもなんですが、数ある美しい楽器の中でも、断トツに美しいと思います。「メカメカ」しくて…
-
他の楽器にも言える事ですが、サックスを吹くという事は、その道を究める長い旅でしょう。そして、道には必ず経験豊かな「先輩」が先を歩いており、後から来るものに適切…
-
サックス奏者が絶対に起こってほしくない事故は、「自分のサックスが車に轢かれてペシャンコになる」でしょうか(?)。その次位のレベル(?)のアクシデントが、「サッ…
-
サックス奏者の中には、サックス好きが高じて、サックスの調整や修理、改造に手を出す方々が少なくありません。そんなサックス奏者のサックスケースの中には、「何故?」…
-
今更ながらの発言ですが、サックスはテーパーの付いた(先太り・先細りの)円錐管です。ネックの先端の直径が一番小さく、ベルの端の直径が一番大きくなっている、「徐々…
-
サックスのリペア道具、と聞いて思いつくのがリークライトでしょう。列になった小さな光源をサックス内部に差し入れ、管体内部から光を当ててパッドの密着度を調べる道具…
-
サックスはリードが決して安価でない消耗品であることや、高音部パッドの定期的な交換やメンテナンスが欠かせない事で、楽器の維持にはそれ相応のコストがかかります。安…
-
サックスは一生ものになり得る楽器です。しかるべき頻度でメンテナンスをしていれば、製造から例え50年、60年以上経ったとしても、ちゃんとした楽器として演奏する事…
-
サックスを吹いた後は、必ずスワブを管体に通して水分を除去してください。サックスのお手入れの基本中の基本です。英語の「swab」は床を拭くモップとか綿棒の意味で…
アーカイブ