サウンドはまさに上質なヴィンテージ・サックスそのもの
二人ともサックス奏者であるローカット夫妻が、「もっと良いサックスが欲しい。売っていないなら自分達で作ろう!」、とサックス作りを始め、今では多くのプロミュージシャンにも支持される、高性能なサックスを設計・製造する、世界的に有名な管楽器メーカーとなった「キャノンボール」のヴィンテージシリーズ、「ピートクリストリーブモデル」です。
キャノンボール製のサックスといえば、サックスのサウンドの新時代を切り開いたともいえる、豪快で極太なサウンドを持った「ビッグベル・ストーン・シリーズ」が有名ですが、本品ヴィンテージシリーズはそのまったく逆、50年以上前のヴィンテージ・サックスのサウンドとルックス、フィーリングを再現しよう開発されたのがこのシリーズです。
実はキャノンボール社の創設者、テビスとシェリルのローカット夫妻は大のヴィンテージ・サックス愛好家でもあります。かねがね二人は、「今、時代が必要としているのはビッグベルシリーズのようなサックスの革命だ。しかし決してヴィンテージ・サックスのあの音色は忘れられることは無いだろう。自分たちの技術が向上した暁には、ヴィンテージ・サックスの再現に挑戦したい。」、と話していました。そして満を持して台数限定で発売されたのがこのキャノンボールサックス・ヴィンテージシリーズなのです。
ヴィンテージシリーズの「ピートクリストリーブモデル」には、プロサックスプレイヤー、ピート・クリストリーブ氏の名前と、彼のアイデアによる「ドラッグ・レース煙と炎」の美しい手彫りの彫刻がベルからU字管に掛けて施されています。
サウンドはまさに上質なヴィンテージ・サックスそのものです。まろやかで柔らかく、そして太く芯があるのに「甘い」。ヴィンテージ独特のあのサウンドです。近年多くのメーカーがヴィンテージ復刻モデルを発売していますが、キャノンボール社のヴィンテージ・シリーズはそれらの中でも群を抜いて「ヴィンテージに近づいている」と言えるでしょう。
そのうえ「特殊熱処理ブラス材」、「独自のハイF#キー」、「軽量で丈夫な独自デザインのキーガード」等、現在のキャノンボール製品の利点をも兼ね備えた近代的な設計がなされており、高い操作性や音の安定性を実現しています。キャノンボール社独自のセミ・プレシャス・ストーン(準宝石)も随所に使用されています。
付属品一覧
こちらのサックスは新古品で2度試奏されただけです。Bruteフィニッシュと呼ばれるアンラッカー仕上げで、日本では販売されていないモデルです。手の汗や脂で少しずつ表面が酸化してゆき、半年ほどで使い込まれたビンテージサックスのような色合いになります。
こちらのサックスをお買い上げの方には、AIZENマウスピースをどれでも一本無料でお付けします。
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