ヤナギサワならではの工夫と技術が採用された高性能なサックス
昭和29年、テナーサクソフォーン第1号(T?3)を製作し、以来、サクソフォーンの専門メーカーとして各種サックスの開発製造をおこない、今では日本が誇るサックス専門メーカーである、「ヤナギサワ」のミドルクラスの人気モデルです。
管体素材には一般的な真鍮よりも銅の含有率が高く、響き特性の良い、ブロンズブラスを使用しています。ブロンズ素材は通常のブラス(真鍮)製よりも、柔らかく、明るいサウンドの特性を持っています。ヤナギサワは金属素材の研究開発力に定評があり、世界中のメーカーが様々な面で手本としています。
そのヤナギサワが自信を持ってブロンズモデルをこのT-902で世に出しました。近年多くのメーカーがブロンズモデルを発表していますが、「やはりヤナギサワのブロンズは一味違う」、と言われています。また、サイドFキーをフロントで操作し、フラジオ奏法の可能性を拡げる、「立ち上がり調節機能付フロントFキー」、低音演奏時の右手バランスキーの共振を防ぎ、安定した低音演奏を可能にする、「右手バランスキーブレ止め機構」、オクターブキー軸の両端を球形状に加工し、受け部にはテフロン部材を入れて、ガタつきがなくスムースな動きを実現した、「テフロンインナーオクターブ機構」など、随所にサックス専門メーカー、ヤナギサワならではの工夫と技術が採用された高性能なサックスです。
加えて、見た目にも美しく、自然なタッチで指にフィットする白蝶貝をキーに使用し、演奏感も良く、汗にも滑りにくいキー操作が実現されています。タンポにはプラスチック・ブースター(タンポ中央の円形の音響反射板)が使用されており、柔らかな響きを作り出しています。
丁寧な仕上げと各所に採用された先端の技術によって、初心者の方にも非常に吹き易いサックスです。またサウンドもヤナギサワ・サックスの個性でもある輪郭のはっきりした明るい音質がブロンズ素材とマッチし、より表現力豊かな柔らかく暖かなものになっています。
サックスの状態はとてもきれいで、ラッカーは98%残っています。パームキーと左手オクターブキーにラッカーの剥げがありますが、それ以外には目立った傷はありません。非常にコストパフォーマンスの高い一品です。
こちらのサックスをお買い上げの方には、AIZENマウスピースをどれでも一本無料でお付けします。
お買い物カゴの備考欄に「どのモデルの開き何番が希望」かご記入ください。