店長のコメント
他のメーカーのソプラノに比べ、深く、暖かい音色が出ます。全音域にわたって音程が良いのも優れた特徴です。ビンテージソプラノの音色の良さを受け継いでいます。
オクターブ上のキーとの音のつながりやスタッカートタンギングも労無くでき、とてもレスポンスが良いサックスです。
ただし本体のキーはとてもスムーズですが、サイドキーは日本人の手には大きめで慣れないと操作が少し大変かもしれません。
ラッカー、メッキによる音の違いは
こちら
を参考にして下さい。
最高を選ぶ
現代技術と1920,1930年代のヴィンテージサウンドを融合させた最先端のサックス。その贅沢な音色は、柔らかなタッチと静寂性を持つキーアクションから生まれています。
クオリティー
全てのカイルベルトサックスは、カイルベルトのアーティスト・マイクスミス氏によって、テスト演奏されます。各々の楽器の性能が確かめられると、パッドが適切な位置で保たれるようにキークランプが付けられます。
高さ調整可能左手スプーンキー搭載。
付属品一覧
ケース、カイルベルトマウスピース、ケア用品。
ユリウス・カイルベルトの歴史
カイルベルトは、1925年以来ずっと同じ製法でサックスを作り続けています。 70年にも及ぶ経験と専門知識により、世界を代表するサックスメーカーの一つへと成長しました。これまで熟練職人のもつ巧みな技術と、最新の生産技術により、絶え間ない品質向上を果たしてきました。
カイルベルトはフィーリングとパッションで高い完成度のサックスを作るメーカーです。 こうやって多くの世界クラスのサックス奏者に支持されてきました。カイルベルトと世界中のトップミュージシャンによる継続的な品質改良により、常に質の高いサックス造りに貢献してきました。プロ、アマチュアはカイヴェルトの名前を連想してクォリティを評価するだけではありません。さまざまなジャンルのサックスプレイヤーは、メーカーが行う信頼のおけるカスタマーサービスも高く評価しているのです。ユリウス・カイルベルトは1925年、小さな木管楽器店として始まり、10年の内で世界に名の知れたサックスメーカーの一つに発展しました。
第二次世界大戦後、カイルベルトはフランクフルト近郊のNauheimに移り住みました。そのメーカーは1962年まで創設者ユリウス・カイヴェルトが、その後は彼の息子であるヨセフによって経営されました。1970年からカイルベルトは、サックス製造に力を注ぎました。今日、ソプラノからバスまで全範囲のサックスが製造されています。
したがって、カイルベルトはそれぞれの音楽スタイルに適した楽器を提供できます。1989年にカイルベルトは世界に名を馳せているBoosey&Hawkesグループに仲間入りしました。
カイルベルトのサックスについて
世界の4大サックスメーカーの一つで、高い評価をしている台湾のジュピター社で作られているSTレンジ以外は、ドイツで生産しています。注目すべきは特大のベルです。これらのサックスは通常のホーンよりごつく、大きく感じ、見た目通り音も大きいです。
カイルベルトの大きな音は好評ですが、アクションは必ずしも心地良く感じるとは限りません。しかし、音の大きさに魅せられ、キーアクションをマスターしたサックス奏者は他のサックスには見向きもしなくなります。