大変希少なGreatNeck期のブリルハートエボリンです。
1950年代、GreatNeck初期のブリルハートトナリンです。
ブリルハートの中でもトナリンのグレートネックは、造りがよいことから人気も最も高く、この開きの入手はかなり困難です。価格も年々高騰しています。
トナリンは白いコンパウンド・プラスチック製で、シャンク部分の裏側には、"Arnold Brilhart GREAT NECK, NY" という刻印があります。シリアルは33452です。
「グレートネック」期のブリルハートはその他のブリルハートと比べて格段に造りが良く大変ならしやすいのが特徴です。
レールの造りが繊細で、バランスが良く、とても吹きやすいです。開きは3☆とありますが、ノギスで計測したところ約0.076インチ、メイヤーの6M相当ですから、殆どのアルトサックス奏者にとって理想的な開きです。吹奏感もスムーズで、白のコンパウンドプラスチック素材特有の甘く魅力的な音が特徴です。
外観は少し黄ばみがあり、シャンク表面に1本だけヘアラインクラックがありますが、その他は良好です。バイトプレートは新品に交換しております。
希少価値も高く、プレイヤーの要求にはばっちりこたえられるマウスピースです。 チャーリーパーカーに代表されるようなトナリン特有の甘く上品な音をご堪能ください。
サンプル音源1 IWサテンアルト
サンプル音源2 IWサテンアルト