ベルグラーセンは古くはソニーロリンズ、コールマンホーキンス、グローバーワシントンJr、最近ではレニーピケット、エリックマリエンサル、デイブコズなどそうそうたる一流プレイヤーに吹かれています。
こちらのマウスピースはステンレス製よりも保存の難しいハードラバー製です。世界で3本の指に入るTedKlum氏の芸術的なリフェースによって非常に繊細なティップ、レールに仕上がっています。
彼のリフェースの証であるサインが、ボディの側面にTK105とあります。オットーリンクでいうと7*です。彼は自分のマウスピース造りに専念しており、もうリフェースをやっていませんので、彼のリフェース品は大変希少です。
古い時代のラバーが織りなす、ラーセン特有の雑味を多く含んだハスキーな低音、それとは一線を画す華やかな高音、このコントラストがたまりません。リンクよりも遠鳴りしますので、ビッグサウンドを好む、アメリカ人のプレイヤーにはラーセンの愛好者が多いです。パワープレイにも渋いジャズにも非常に優れたおすすめの1本です。
経年変化による変色、マウスピースのパッチ痕がありますが、目立った傷はなく、保存状態はかなりよいです。
2.6mmです。
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