オットーリンク EburnatedBarモデル 6番 1930年代
その丁寧な作りと個性的なサウンドから、製造後半世紀を過ぎようとする今でも高い人気を保ち、多くのサックスプレイヤーに愛用されている伝説的な名器、オットーリンクのヴィンテージマウスピースです。
通称「スラント」と呼ばれるこのヴィンテージマウスピースは、豊かで温かみのある独特のダークなサウンドが特徴で、まさに「ジャズの為のマウスピース」とも言われています。
スラントとして呼ばれるマウスピースはオットリンクではEBURNATED BARタイプの物とTone Edgeの一部の通称で、Slant Signatureの由来はOtto Linkのロゴが傾に刻印されていることにあります。
特にEBURNATED BARタイプのオットーリンクによって1930年代に製作された、最初のハードラバーマウスピースで、オットーリンクの中でも最もバッフルが低く、チェンバーが大きいモデルと言われています。
一方のToneEdgeのSlantはスタン・ゲッツ氏などが愛用していたことでも有名です。
どちらもラージチェンバー、ローバッフルから得られるリンク独特のヴィンテージサウンドは今でも多くのジャズプレイヤーに愛用されています。
AIZENリフェース 開き1.9mm メイヤー6番相当、セルマーD相当
マウスピースのもともとの音色の良さはそのまま残し、経年変化で狂ったフェイシングやテーブルなどのバランスを調整して息の流れを良くし、吹きやすくなるようにしてあります。
開きはメイヤー6番相当ですので、どなたでも吹きやすいと思います。
目立った傷や変色はなく、80年前のヴィンテージマウスピースとしては非常に状態の良いマウスピースです。
オットーリンクらしさのある暖かみのある音色で、ジャズなどにはとてもしっくり来ます。
息の通りもスムーズで、抜けの良いマウスピースです。
現行のマウスピースにはない、暖かく深いヴィンテージリンクのサウンドが魅力です。
ジャズプレイヤーにお薦めのヴィンテージマウスピースです。
キャップ、リガチャーは付属しません。